あれから、もう二十年か。
阪神大震災。
娘の誕生日の朝は、必ずこのニュースから始まる。
娘が、今朝いう。
生まれた時から、自分の誕生日は
このニュースから始まる。
たんじょびは、あまり、はしゃいじゃいけない・・・
ずっとそんな気がする。
また、姪は被災地の当事者。当時七か月の赤ちゃん。
成人の日には、着物姿を写メールしてきた。
そうか、二十年か。
義妹はあのとき、家に子供と二人きりだった。
窓から海のほうを見ると、まっかかに燃え盛る景色が
なかなか、現実のこととして受け止めることが
難しかったと、話をしていたことがある。
日本は地震の国。
大地震はどこにでもくる。
わかっていながら、この土地に住むことを
運命づけられた国民なんだと思うと、
不安という言葉はあってない、力強いDNAでも
体にうえつけれられているんだろうか
なんだか、いろいろ、考えてしまうのが一月十七日。