一月十一日 成人の日
子どもが成人するまでは元気に働きたい
もし、一つだけ願いが絶対的に叶うとしたら、
それが、なによりのお願いだ。
27年前、私の成人式、東久留米市の成人イベントは
手塚 治虫さんの講演会だった。
大好きなことを仕事にしなさい。
大好きなことは2つ持ちなさい。
大好きなことがない人は今から2つは探しなさい
好きなことがある分だけ、人間は強くなれる。
90分位の講演会だったとおもうけど、
この4つのことが、結果
私の今の仕事の決定打になった。
その時私は短大生の卒業年度で、ほぼ、就職先が金融関係と
決まっていた。
私の好きなこと、なんだろ?
料理
書
この時点ではこの2つしか浮かばなった。
書の好きな部分は、紙に墨を落とした瞬間だ。ここからが無心。
しかしながら、これを職業にすることは、なにも浮かんでこず、
就職活動のとき、過去、学校と相談会で
あちらの人も、ウームないですねえ、てな感じだった。
だから、この時点であきらめていた。
いまでこそ、武田双雲さんが、あんなかんじで活躍していて
実は私は、あのかんじを想像していたので、話をしたら、
学生課の人は、わたしを浮世離れした人、ととらえたらしく
もっと現実的に考えてください、と細長い顔をしたお兄さん風の
おじさんにご注意をうけた。実は結構傷ついたんだ。
ニ度と口にすることも、頭で考えることもなかった。
そのころ、書の師匠は、書学院にいくことをすすめられたけど、
そんなこともあったので、書では飯は食えんとあきらめた。
おまけに料理もその頃は、学校の先生や料理学校の先生以外は
奥様の片手間仕事みたいな感覚らしく、それも
浮世離れの一つらしかった。
しかし、しかしだ、成人式の手塚先生のお言葉は、大きかった。
1月15日から
私は、180度方向転換をしたのだ。
いま、成人式に参加しないという拒否派も多いと聞く。
なにはともあれ、だまされたと思って・・・
いや、だまされてもいいじゃない。
退屈でもいいじゃない。
でかけてみるといい。
人生なんで、なにがどこで変わるか分かんない。
でもそれは、新しいなにかに出あうには、自ら首を突っ込まないと
きっかけも、探せないんだもの・・・
手塚治虫さんの、あのにこやかな顔を今でも思い出す。
ありがとう、手塚治虫さん。
♪台所日記♪
夕飯・・・・・
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再び五目雑煮
朝飯・・・・・
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オムレツ
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豚塩コショウ焼き
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ゆでブロッコリー
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トースト
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みかん
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カフェオレ
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