5月20日
高校生なるものは運動会に、親は関係ないと
私も夫もそう思っていたし、自分の記憶もそうだ
長女の学校は100年以上も続く古い学校
昨年、入学してまもなく、確か保護者会で、この学校の運動会は
親をあげて応援に行きます!
耳を疑ったので、昨年は行かなかった。(というか、休みをとらなかった)
ところが、今年度はPTAの係で、用事があるため、
父母そろって行くことに・・・
なんと!親が小学生、いやいや
なつかしい保育園の時代に帰ったような応援ぶりで、まったく驚いた。
都内の学校なので、校庭が狭い為に
都立公園の六義園に隣接されている運動場
会場時間前から場所取りに、
運動場の回りを親がぐるりと、もう、並んでいるではないか!!
こりゃ、驚き
ちゃんと、親の観客席があり、そこでお弁当も食べられる仕組みになっていた
小学生ですらないのに・・・風景が昔だ。
昔の運動会だ。めでたい感じがした。いいねえ。
ここまで書くと
最近の親は・・・・とふと、思いがちになりそうだが、昔からの伝統らしいので
むしろ、昔から変わらないスタイルで、親が子供を、無心に応援する
といった方がいいのかもしれない。
仕事場のNちゃんは、そのことを、いまどき、幸せな子ども達ですよね
大人がそんな本気で応援してくれるなんて・・
その台詞で、一瞬、レスリングの親子
京子&アニマル・・・思い出してしまった。
あの親なくして、京子さんはありえないだろうから・・・
有名なスポーツ選手と全面的に応援する親のあり方は
昔から、形になっている。
過干渉で過保護な親は増えたけど、
100%子供を愛することに欠けるのが現代なのかもしれないと
ふと、いろいろ、考えてしまった。
小さいころから、進学塾に熱心に通わせる親が
子供のお弁当を作るのが面倒くさい
そんな、セリフを、結構時間のある人から堂々ときくと
そのちぐはぐな行動に、困惑することがあるから。
子供に、過保護と過干渉は全く不要な事だけれど
親馬鹿な愛情は必要なのではないかと、思う。
おなかが空けば、なにか食べさせないと。
食は心も体も作り上げていく。
担任の先生には厳しいのに、自分にはそうなんだ。
自分にご飯を作るのが面倒なのはかまわない
でも、子供には責任がある。
どう理解していいのか・・・・正直いって、昔も今もわからないから。
愛情・過保護・過干渉
その3つは全く違うものだから、ここを決して、
混ぜこぜにしては、大変なことになるな。
こんな風に無邪気に、こどもを愛せるなんて
いいなあ。正直そう思った。高校生とはいえ、まだ、未成年
責任のある、親の最後の責任でもあるし、
見守りながら、大人として注意するもっとも、大事な子育て期なのかな
そんなこともまで、考えてしまった。

ものすごい乱暴な運転をする私と同じ年の人が、昔近所にいた。
その母親も、人にやたら喧嘩を売る人だった。
で、たいそうな自信家で、やたら威張っている人だった。
あの親子は今頃どうしてるかな。会いたくないけれど。
娘の学校は伝統的に、世に有名なデザイナーなどを出して、名前をきけば
へぇ〜というかんじだ。(もっとも、ひとにぎりですが・・・・)その人たちの
親はどんなだったんだろう・・・

高校生の運動会を親が本気で応援できるなんて、
面白いじゃないの
生徒も、運動会と文化祭の時だけは、勝手な格好ができるらしく
金髪や白塗り仮面や、
顔に目をもう一つ描いている人やら、
プロ級なほどこしはさすがだ
毎日、朝6時に家を出て、作っていた
運動会用の得点板もふつーじゃない
カッコよすぎだ。ほほーっ↓

途中で雷やら、雨やら中止になってしまったが、
月曜日に応援合戦だけを
自分の学校の狭いところで、やるらしい。
体育会系の夫は、中学生の徒競争みたいと笑っていたが、
ま、そういう人たちは、そういうジャンルの学校に行っているので
目をみはるような、運動神経に優れた子はいないのだが、

ある意味
文化祭的要素の強い運動会で、面白かった
広報係は写真を撮るのが仕事だったかが
つい忘れて、ボケっと長めている時間が
多かった。
来年も行かなくちゃ