7月18日
ここのところ、2つのまったく別の仕事を
ほんとに、たまたま偶然ながら、同じライターさんのAさんとやっている。
本の制作だけど、他にふたりとも、もう1冊あって、
本当は、春から、順番に片付けて行く予定だった。
3月11日のあと、すべてがしばらく止まってしまった。
5月から、いきなりスタートした。
それも、同時に・・・・・。
原稿、初校、再校・・・・・その他もろもろが、
ほぼ、同時に動き始めた。
最初はよかったのだが、
並行して3冊は、ときとして、
ありえない。スケジュールが続く。
でも、どこまでも、呑気な性格は空をみて、洗濯をほしながら、
やはり、夏の空はいいなあーなどと、ひとりごとをいいつつ。
あつさと、時間のなさで、
短時間でおかずをつくり、一口のビールは至福の時だ。
で、昨夜まよったが、山のように新規で書く原稿を進めるか
歴史的な女子サッカーを見るか・・・・
起きる時間は、仕事にせよ、テレビにせよ
同じ3時だ。
とりあえず、3時前に起きてみた。
今回は鉛筆で原稿を書いているのだけど、
机にむかって、白い紙をながめつつ、2時50分に座った。
どうしようかな・・・
キックオフだけはみよう・・・・・

そう、ここからは、もう、腹をくくった。
私にはサッカーには、このなでしこジャパンのメンバーの気持ちが
少しだけ、分かる気がする。
やっぱ、みよう。
女子サッカーは、私が中学にはいったころ、学校は
やりたくても部活として認められていなかった。
私はそのころ、バスケットだったが、一つ年下の隣のみえちゃんは
サッカーがやりたくて、担任にサッカー部をつくってほしいと
懇願していた。
部活としては、すぐに成立しなかった。
1974年くらいのことだ。
夏前くらいに、同好会として、3人くらいでスタートして
校庭で、3人位でみえちゃんは毎日、サッカーボウルを蹴っていた、
そんな風景をいまでも、鮮明に思い出す。
男子サッカーには、ゴールと場所が与えられたのに、
女子は小さく小さくなって、端っこでボウルを蹴っていた。
なんか、悲しい光景だった。
きっと澤さんたちは、認められるのに、大分苦労をしているだろう。
世界一になる準備の大変さは、どんなだろう。
できあがったところで、続けることは、たやすい。
つくることの大変さ。
ゴールの一つが、私の胸にずーんと響く。
ほんとに、世界一、すごいことだなー
しみじみ嬉しい。
みえちゃんは、今日はテレビ見れたかな・・・。元気かな。
夜勤じゃないといいな(看護師です)・・・。
私は、仕事を3時間も、サボってしまった。
でも、やっぱり見てよかった。
しかし、ドキドキものだった。
白いユニフォームを着た
アメリカの選手が、白壁にみえてきたもの。
で、担当のAさんに、おしりに火がつきまくりで、火事です
と
メールをすると、
もう、本田さん。火事なんてもんじゃ、ないですよ。
山火事です!!
とても、サッカーを見たなんて、
返信できなかった・・・・・とほほ。
しかたないので、喜びを共有したくて、昔ながらの男友達に連絡して、
男同士(この人は、私のことをそういう)喜びを分かち合い、
仕事に突入した。
今夜もがんばらなきゃな。サボり分。