2月1日(水)
あれもしなきゃ、
これもしなきゃ
で、かたづかないまま
あー!!あーっ!2月。
で、私のだらしない生活はおいておいて
昨年、日本が揺れたころ、静か―に出版された
弁当の本が春に向けて増刷が決まりました。
3刷りです!!

地震のすぐあとに印刷されたこの本をみたとき
お弁当どころじゃない人がたくさんいる。
初めて出た本で、嬉しいはずなのに、
なぜか、心の中は悲しい気持ちだったことを覚えています。
ところが、能天気な弟が、200冊ほど買い込んで
せっせとどこでも、売り歩いてくれて(なんと飲み屋でも)
身内の親馬鹿・いや、おとうとバカとでもいうのでしょうか
嬉しかったです。
お弁当にはたくさんの思い出が私もあります。
あの日もお弁当を作ってくれたおかあさん・おとうさんを
亡くした子供たちが、たくさんいるんだろうな
あの日、お弁当を朝、手渡してそれきりになった家族
いるんだろうな・・・と考えてしまうことが、やっぱり日々の中で多々あります。
毎日お弁当を作るということは、日々の暮らしの中で
いろんな感情とともにあるし、
楽しい時もあれば、面倒なことも
起きるのが辛いこともあれば、
冷蔵庫も財布にも、何もないこともある。
その日の精いっぱいの気持ちを食べものに託し、
お弁当箱に詰め込んで、お母さんは暮らしているんです。
これは、お母さんになってみて、分かったこと。