11月22日(月)
とりあえず・・・・
冷凍庫に・・・・
だいぶ前に、大安売りで勝ったと思われるお肉、
半分を冷凍庫にしまった記憶
そこまではある。
さて、年の暮もヒタヒタと押し迫り、
冷凍庫の掃除くらいしておかなきゃ・・・・
そうおもって、
冷凍庫の引き出しを片づけ始めたら、しょっぱなから
よくわからない物体が・・・
肉と思われるが、解凍してみないとわからなーい
朝戻して、仕事にでかけ、
帰宅すると、
な〜るほど。
豚挽き肉。肉屋でグラム38円で買ったものだ。
500gもある。
300グラムを餃子に
200をほうれん草との塩焼きそばにした。
餃子は大判40個
ミクと並んで、包んだ。
というより、餃子を包むのが好きらしく
この人は、必ず来る。
でしきりに、上手でしょう?
と、褒めて攻撃をしてくる。
小学6年生、そうは簡単に褒めないぞ。
前は、うまくいかなかったものを、
私が、最後の帳尻合わせで、綺麗にしたり、
多少、中が少なめが包みやすいかもと配慮もしたけれど、
しないよ
容赦なく、あー少ないねー
と、中身を追加する。
水は先につける?後からつけるの?
この手もよく、料理の質問でくる。
そんなものは、結果、自分がいいと思う方でいい
要は、早く、うまく、美味しそうに包めるか。
だから、言った。
先か、後か、そんなバカな質問は自分がしてみて
好きなほうを研究しな・・・
これ、うまい?
こないだより、いいけど、
しかし、へたくそだね・・・・・笑。
前は、怒ったものだが、
私の口の悪さに慣れてきたのか、
ヘタといわれようと、
その形なんとかならんかね・・・といわれようと、
ヘラヘラと、笑っている。
そう、おだてるのと、ほめるのと履き違えてはいけない
へたくそは、へたくそと本人に言ってやるのも
愛情だ。
他人は下手でも、へたねえ、とは決して本人にはいわない
うまくなってほしい・・・
うまくなれるから
本人に、いうこともある。
どの世界もおなじだけど、
ヘタすると傷つくこともある。
でも、親が他人にヘタだねお前、と
結果をだす練習としては、
案外、料理は分かりやすい。
自分でも、結果がみえるし、ヘタだとどうなるかも体感できる。
うまく包んだ餃子が、
焼き上がりも、綺麗で、食べやすく
気分もいいことが、どんな小さい子だって
そういう感性は持ち合わせている。
まだ、餃子を包むことが精一杯の子供にはいわない
でも、努力すれば、出来ることは
やたら、そう簡単に褒めないぞ。
来週、バスケットの区大会の予選。
私の想像だと、このままだと、予選落ちするとみている。
3学期が本当の目標かな・・・
こないだの練習試合で、そう思った。
餃子を包みながら、
あんた、試合になると、フリースロー入らないのね
あれ、めちゃくちゃもったいない
はっきりいって、ヘタくそだよ・・・
ミクは、普段は、うまい方だとのたまうので
試合で入らないと全く無意味だ・・・と攻撃。
練習で120%入れて、
本番で80%
それは、まだまだ、ヘタな証拠だ・・・
ぶひーっ
顔は怒っていたが、
いいのだ。
本番1週間前、3学期の区大会までは
3か月もある。
だれも、ヘタなんて
そうは簡単に行ってくれない世の中なんだから・・・
褒められ過ぎてそだっても、
社会で泣くのは子ども達。
褒めるのと、
ヘタといわれるバランスは
親がかんがえないと、
危ない・・・な。
むかし、私が弟子入りしたころ、手作りソーセージをつくっていたら、
横にいた、スタイリストの大御所・石森いずみさんが
あなた・へったくそねー
そう言われた。
それから、私はママ―ズソーセージをうちに帰って
何度も作って練習した。
それから、数年後、石森先生とまた偶然にも
同じソーセージの仕事であったとき、
私の作ったソーセージみて、
あなた、ものすごい、ソーセージうまくなったじゃない!!
これが本当のよろこび。
なにがって、たまにしか会わない、料理家のアシスタントのやることを
愛情いっぱいの目で見ていてくれたことへの嬉しさは
今も忘れられない。
ミクのゴールはうんと先にあるんだよ。
その過程をたのしもうな・・・
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