1月13日
小児がんを患った子は、
治ったというのに、
これから、元気に社会に飛び出そうっつーのに、
一生入ることが出来ない、保険。
今までは少なくともそうだ。
それが、聖路加の細谷亮太ドクターが中心になって
作った
共済が出来た。治療終了後7年たち12歳から入ることができる。
素晴らしいっ!
親は子供より先に死んでいく。
子どものサポートには限界があるから、
後は自立だ、
自立の中には、貯金があったり、保険があったり。
なおったのに、社会の中で
サポートしてくれる。
基本的には、自分の身を守る手段が
最初から、拒絶されているのだ。社会から。
でも、いまはちがう。
ここまで、出来上がるのにどれだけの人が苦労をしてくれたのだろう。
ホントに感謝したい。
今日、順天にミクの完治書類のお願いに、
出掛けた。
みくが、
『私がしんだら、お金がはいるんでしょ、保険て?』
それは、ドラマで保険殺人事件の見過ぎだわ。
ちがうよ、
あなたが中学生になって、どこかで怪我をして、
入院したり
盲腸になって、手術をしたとき
少し、お金をサポートしてくれる、ありがたいものなんだよ
でね、
何より素晴らしいのは、掛け金の儲けは
利益にしないで、
小児がんの子どもの基金として、サポートのお金に使われるんだって
ものすごいミクは嬉しそうな顔をしていた。
今日、藤田ドクターとミクはいろんな話をしていた。
先生が新人の頃、亡くなった子ども達のこと。
今なら治せるのに・・そんなことを思うと。
帰り道、藤田先生から聞いた話を聞いていて
なんだかジーンときた。
なかなか辛い職業だとおもう。