きたーっ!

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三月十九日(金)

 

きたーっ!

 

と、思ったんだよね。

私が帰ると、すぐさま言った。

 

なにが?・・・・

 

お弁当だよ。

 

あー定番ね。

三月十六日のオムライス弁当。

 

この日は寝坊して、起きたら7時を回っていた。

朝ご飯・夕飯の下準備・余裕があれば、おやつも作る

それには6時から始めないと、絶対間に合わないのに・・・・

過ぎているのだ!!!7時を。

 

こういうときは、もう、昔から作っている

ある程度パターン化された、弁当を作るのが手っ取り早い!

 

 

オムライス

緑の野菜

プチトマト

 

てな具合だ。

オムライスは細長い形をしているので、隙間の野菜詰めで

蓋をあけたとき、

オムライスが形の綺麗なまま、というシロモノ。

 

2〜3歳のころから、私のいないときは弁当ご飯で育った子らは

定期的にパターン化されたいくつかの弁当を

食べている。

 

考えたくないとき

急いでいる時

 

そんな時には、お急ぎのオハコを持っているとなかなか便利だ

そのオハコは子どもの好物ばかりにしていて

10献立くらいかな・・・・。

 

でも弁当暮らしも10年すぎると

定番が来ると

きたーっ!

そろそろ来ると思ったよ・・・・・

 

その台詞はどういう意味なのか

あえて詳しくはきかないことにしようと思うけれど、

かれらが大人になって、仮にお母さんになったとき

どうするんだろう。

 

人にはいろんな考え方があって、

いろんな自分ルールがあるから

親に育てられたその影響が、出るものと

まったく関係ないものとあると思う。

 

私は、お弁当はまったく親の影響を受けてない

というより汁漏れ弁当が嫌で、それを作ってもらった親に

言えず、

なんとかその、汁漏れに工夫をしてきたのが今だ。

 

汁がもれなくても、中で汁が回ってしまい

全体が不思議な味をかもしだす

これも嫌だ。

母は料理が好きで上手だったけど、

汁が漏れると、味が・・・・せっかくの味が台なしになる。

ぜったい、作った時は校じゃないはずだ・・・・この確信は

いつも、美味しい味だったから、えっ?というものが

あっても、これは弁当という箱の中で何かが変わったのだ・・・

と。

 

学生時代、弟子時代自分の弁当をつくり、

そこを日々研究してわかったことは、

汁を切って詰めることもさることながら、

密閉型の弁当箱は、中で蒸気がこもり、

匂いが外に出ず、汁となって中にたまる事がわかった

通気性のいい、昔ながらのアルミや木製の蓋のパカパカしている

弁当箱の方が、汁漏れしないことも気がついたし、

汁の出るものは味的にも、弁当にもむかない。

 

いまだにお弁当を作るのが楽しくて仕方ないのは、

夕飯のおかずと違い、

完全に冷めて、数時間

仕上がり時の味と、異なる、このよい変化が

まだまだ、想像つかないものもあり

幾つになっても、ワクワクする。

 

ただし、時間がテンパルと辛いものと化すから

早起きは必須だな・・・自分のためにね。

 

 

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