5月3日
トルコのショートブレッド
東西の交差すると言われているトルコという国
行ったことはない。
オバちゃんたち同士が何かと誰かのうちでお茶するのが
好きだとテレビで見たことがある。
濃いめのコーヒーに濃厚なお菓子
濃いめお茶に甘い和菓子
すこし、昔の日本のおばちゃんたちに似てないだろうか
昔、日本だって、誰かが来て、何かとお茶をしていた。
玄関に誰かが来ると、お茶飲んで行きなさい・・・と母は声をかける。
ピンポーンという音とともに、誰がリビングにくる可能性が高いから
くだらない、夫婦げんかも、これにておしまいという光景も
思い出す・・・・笑。
友人が玄関先に現れれば、5分もすると、父か母がきて
『中に入ってもらいなさい』必ず声をかけらた。
だれが来てもそうだった。
菓子器には、いつもお菓子がスタンバイされいていた。
おそらく地方の方に行けば、まだまだ残っているとは思う。
東京じゃ、顔も出さず、インターフォンだけで済ますこともある。
そういえば、だいぶ前の話だけど、
ばあちゃんが、田舎からうちにお泊りにきていたとき、
仕事仲間が朝迎えに来たことがあった
のっけからばあちゃんは、節子さんという私の先輩に
『明子がいつもお世話になってておしょうしなぁ・・・・朝食べてきた?』
節子さんは版画が本職だ・・・・明け方まで仕事をしてるので
食べないできてる。
『いいえー』
あがりなさい、あがりなさい・・・・
と強引に、家にいれ、朝ご飯を次々出していた。
どこに来ても、だれが来ても困らないような朝ご飯の作り方をするのが不思議だ。
人が次々増えても、困る様子がないのは、たしかにばあちゃんの家で感じる。
そんな時代の名残をしょった祖母も、もう96歳だ。
トルコの話に戻るけれど、彼らも、またいつ客が来てもいいように
菓子は作りおく。
今日の仕事での撮影は、菓子。
そんな、保存のきくトルコのショートブレッドを作りたくなった。
昨夜、生地は仕込んできた。
固めに焼きん込んで、冷めたら、濃いコーヒーを表面に塗り、
粉砂糖をたっぷりまぶして保存する。
このあたりが、作っていて、トルコっぽいのですよ。
仕事とはいえ、焼くのが楽しみ。ショートブレッドは焼くのは
学生時代以来かも・・・
コメントする