4月29日
昭和14年生まれの母は
だいぶ前から、アイパッドかタブレットがほしい
でないと、、なにか、未知のものをやらないと、
私ボケるわ
近所の80歳のおばあさんにできて、自分にできないわけながない
どうやら、それが最大の理由らしい。
母はパソコンもスマートフォンも触ったことがない
無理だろうと、ここ半年ほど
無視していたが、ついに、買い物につきあえと
私と娘が犠牲に・・・・
私の夫は国産主義者なので、私が勝手にギャラクシーを
購入してきたとき、真顔で
それは国産じゃない・・・・非国民だ的な発言をしていた。
夫が好きなのはNECと富士通
なぜなら、メーカーさんのサポートが親切だと、べたほめ。
この機械化の時代に、人間が懇切丁寧に
サポートしてくれるし、なにより、電話で話していても
マニュアル通りでない答が人間臭いらしい。
だから、多少高くても国産国産とさわぐ。
ギャラクシーは、俳優の渡辺謙さんが宣伝していたので
つい、それだけの理由でかってきた、
おばさんは恐ろしい。
で、母の話に戻るが、西荻のdocomoSHOPにいくと、NEC、富士通、ソニーなど、
さまざまなタブレットがあった。
その日はdocomoさんに、タブレットの達人説明のプロがいて、
張り切って教えてくれたが、
一発で母が気に入ったのが、シルバー向けに開発された
富士通のタブレット。
なんと、マークより、日本語表示が主流。
50音というボタンを押すと、キーボードがひらがな打ちにかわる
くるりとひねった矢印の戻りボタンは
“戻る”
という日本が大きく書かれている。
母の決心はかたかったのだが、
ここからがサザエさんとあだ名のついていた母・・・流石。
契約のときになり、自分を証明するものを忘れてきた。
母は、この休みに、我が家に生息して、マスターするつもり満々だったらしい。
仕方無い、ぎりぎりまで、手続きをすませ、出直すことになった。
PCもしたことない母が、どんな格闘ぶりを見せるのか
できるかしら・・・と、伊丹にすむ妹に相談したら、
やってみないと、できるも、できないもないでしょう
そう励まされて、決心したらしい。

しかしなあ、環境が違いすぎないか
おばの夫気味はそれこそ、PCメーカーの会社にいた人。
私の父はお菓子の食品会社の総務のおじさんだ。
それに、あちらの息子さんは、やはりIT関係のしごとだし、
こちらの息子さんは農業関係だ
私は、仕事で仕方なくつかっているだけで、タブレットもPCも
どちらかというと、私をイライラさせる、道具にすぎない。
また来るね。と、嬉しそうにかえる母の背中をみて、
うーむ・・・・どうなることやら・・・
楽しい老人の道具になるとよいのだが・・・。
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