はと麦というやつ

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9月1日

 

毎日、暑すぎる。

暑いときの私は、

冬よりどうも睡眠時間が多い。

ま、これで元気を保ってるのかもしれない。

睡眠は大事だもんね

 

いま、仕事で夏の疲れを取るべく

肌の効果別素材を限定されたところから

レシピを作りだす作業をしているが

これがなかなか、面白い

 

自分が自然に気に入り、組み合わせていた

素材が、効果テキメンの組み合わせだったり

これには、この薬味を合わせることで

効果の邪魔をしている素材であったり、

かなり制約された食材と調理法で

美味しい、簡単な料理を考える仕事。

 

この季節、ことに今まで私の歴史の中になかった

素材・・・・ハト麦。

子供たちが、足にぶつぶつと、出来た時

医者が、ヨクイニンを漢方薬として出してくれたし、

夫が、顔にぶつぶつといっぱいできた時

薬局のおばちゃまが、ススメてくれ、本当に

効果が見られたのが、ヨクイニン

 

ヨクイニン・・・・つまりはと麦のことだ。

 

中国ではふつうに、一般的な食材として

あるらしい。

薬膳の先生さまから、是非、ハト麦を・・・・食材の中に取り入れてくれ

という要望。

 

最初は、あまり、売ってないから心の中では

拒否体勢だったが、そんなに効果のある食材なら

少し考えるかと・・・・

 

いつも行く、スーパーの近くに、国産のはと麦が手にはいり、

粥、ご飯、スープの具として

使ってみた。これがなかなか甘く、味があり、美味しい。

白いご飯をメインとしている日本人には、

ご飯として取り入れるより

具・・・野菜の感覚として、取り入れていくと、

すんなり、家庭の中に入るかもしれないと思った

 

問題は、値段と売っている店。

値段がいかんせん高すぎる。

たった150gで790円ではこの時代、普通の家庭では

ましてや、子育て中の我が家では、国産松坂ステーキを買う気分だ

 

あと、店ね・・・特別意識がありすぎ。

敷居がたかいんだよなー。

宗教臭いんですよ。

はと麦をかうだけで、店のおじさんが15分以上、講釈をたれるから

撮影の準備時間が削られ、焦ったではないか・・・もおっ

 

もともとはと麦なんか、穀類の1種で、日本人が

大昔から、本来は食べてきたもののはずだ。

なんか、大げさなんですよね。

食材としては、砂糖を入れなくても、

その食感が軽く、甘いので、他の材料と融合しやすく

シンプルな調味料で、複合的な味に仕上がる

お利口さんな食材。

 

きのうの撮影では黒米とご飯にしたり

洋風のスープの食材として食べたら

ものすごく美味しかった。

これは、バツグンに肌にはストレートにきくかんじがした。

徳島の人たちが食べている、蕎麦米の感覚にも似ている。

 

麦ごはんは、かなり見直され、給食にもとりいれられ、

値段もそこそこに、買いやすい

はと麦も普及に努めたいけれど、

この値段が、ネック。

 

そして不思議なのが・・・・毎日のんでいる

我が家の、お茶

 

熊本の万能茶

 

これには、はと麦入ってるんですよねー。

ペットボトルの健康志向のお茶にも

大半は、はと麦はいっている。

なのに、穀類としての食材、ハト麦はべらぼうに

高い。

これは、実に不思議な現象ではないか。

 

・・・・あとね、食材の不思議。

もやしは緑豆からの発芽野菜・・・

安くて、嬉しい素材。こないだなんか、特売で1袋9円。

嬉しくて3袋も買ったが、帰ってきて

3袋の前でふと、思ったのは、

豆として緑豆をかうと、これまた

小豆より高い。

もやしになったら9円で

豆でかうと500円ですか・・・・

 

実に謎だ。

 

 

 

 

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