2010年3月アーカイブ

窓枠

| コメント(0)

三月二十日(土)

 

やったー!三連休じゃあ!

 

と昨夜からぬかよろこびをしていた。

喜びながら、心になにか引っ掻かていた。

 

夫は何かいい写真がないか、

千葉に行くと、

朝張り切って、自分仕事にでかけた。

 

コーヒーをのみつつ

なにしようかな・・・・・

ふと、??????

 

23日朝一番着の、1冊分の校正を忘れていたことを

おもいだした!!

ゲゲゲゲゲッ・・・仕事場にいかねば・・・

 

次に電話が鳴った。

夫だ・・・・レギュラーの撮影点数が不足するかもしれないから

今日は仕事にしない!?

遠足みたいに張り切って出掛けたのに、途中から

気になって、引き返してきた。

 

 

そうなんだよね・・・零細企業なもんで、

3連休しちゃうと、あと、自分の首しめるのは

自分。

今日は楽しくても、あと、大回転する。

仕事の内容も粗くなりがちになるから、

結果、いい気分じゃないんだよね。

 

で、きょうは仕事をすることになった。

3連休はあきらめて、通常通り1日の休日にした。

校正は2日ないと、できないし。

 

でも、早く終わらせて、引っ越し中の従妹の家に行こうということになり、

神戸から、おばも来てるし

会いに行った。

 

おっ、リビングの前は大きな公園。

天気もいいせいか、小さい子から、結構な大きい子までいる。

外を眺めているだけで、なんか、窓枠がテレビみたいだ。

これ、1日眺めていても飽きないかもね

窓枠から見える、まるでBS2の、声なしテレビのような情景に

しばららく、忘れかけていた懐かしい公園の記憶がよみがえってくる。

 

我が家の前は畑・・・・公園はないので、なんか新鮮。

公園は子どもの声が1日に聞こえている。

きのう気がついたけど、子供の声々って、なんか元気になるサウンド

 

長生きしている年寄りって、どうなんだろ・・・

夫婦だけ、またはひとり暮らしより、孫やひ孫と

住んでいるケースが多いんじゃなかろうか・・・

私の104歳で死んだ祖父も、96の祖母もそうだった

賑やかな家庭のなかでの長生きだ。

 

ただし、96歳の祖母は、息子に先に逝かれてからは

急激にまだらぼけになり、

今年に入ってからは、もう、この世にはいない人の名前ばかり

言っているという話を、先週従姉からきかされた。

そういえば、従兄夫婦には子供がいないので、大人ばかりの家になっている。

でも104歳で亡くなった祖父の家はひ孫も、同じ屋根の下。

肺炎で死ぬまで、ボケることなく、

足腰の悪い嫁さんの、食事の支度、

お客さんのお茶出しを自分の仕事にしていた。

 

子どもの空気、サウンドは、社会の中で大事だ。

いかなる経済状況の家でも、

子どもをたくさん産んでも、安心な社会に、日本に

本当になって、ほしいと、公園をみつつおもってしまった。

でも、あの政治家のおじちゃまや、おばちゃまは

こんな庶民の公園で、子どもを遊ばせたことも

自分が遊んだことも、

何時間も眺めたことも無いのかもしれない・・・。

きたーっ!

| コメント(0)

三月十九日(金)

 

きたーっ!

 

と、思ったんだよね。

私が帰ると、すぐさま言った。

 

なにが?・・・・

 

お弁当だよ。

 

あー定番ね。

三月十六日のオムライス弁当。

 

この日は寝坊して、起きたら7時を回っていた。

朝ご飯・夕飯の下準備・余裕があれば、おやつも作る

それには6時から始めないと、絶対間に合わないのに・・・・

過ぎているのだ!!!7時を。

 

こういうときは、もう、昔から作っている

ある程度パターン化された、弁当を作るのが手っ取り早い!

 

 

オムライス

緑の野菜

プチトマト

 

てな具合だ。

オムライスは細長い形をしているので、隙間の野菜詰めで

蓋をあけたとき、

オムライスが形の綺麗なまま、というシロモノ。

 

2〜3歳のころから、私のいないときは弁当ご飯で育った子らは

定期的にパターン化されたいくつかの弁当を

食べている。

 

考えたくないとき

急いでいる時

 

そんな時には、お急ぎのオハコを持っているとなかなか便利だ

そのオハコは子どもの好物ばかりにしていて

10献立くらいかな・・・・。

 

でも弁当暮らしも10年すぎると

定番が来ると

きたーっ!

そろそろ来ると思ったよ・・・・・

 

その台詞はどういう意味なのか

あえて詳しくはきかないことにしようと思うけれど、

かれらが大人になって、仮にお母さんになったとき

どうするんだろう。

 

人にはいろんな考え方があって、

いろんな自分ルールがあるから

親に育てられたその影響が、出るものと

まったく関係ないものとあると思う。

 

私は、お弁当はまったく親の影響を受けてない

というより汁漏れ弁当が嫌で、それを作ってもらった親に

言えず、

なんとかその、汁漏れに工夫をしてきたのが今だ。

 

汁がもれなくても、中で汁が回ってしまい

全体が不思議な味をかもしだす

これも嫌だ。

母は料理が好きで上手だったけど、

汁が漏れると、味が・・・・せっかくの味が台なしになる。

ぜったい、作った時は校じゃないはずだ・・・・この確信は

いつも、美味しい味だったから、えっ?というものが

あっても、これは弁当という箱の中で何かが変わったのだ・・・

と。

 

学生時代、弟子時代自分の弁当をつくり、

そこを日々研究してわかったことは、

汁を切って詰めることもさることながら、

密閉型の弁当箱は、中で蒸気がこもり、

匂いが外に出ず、汁となって中にたまる事がわかった

通気性のいい、昔ながらのアルミや木製の蓋のパカパカしている

弁当箱の方が、汁漏れしないことも気がついたし、

汁の出るものは味的にも、弁当にもむかない。

 

いまだにお弁当を作るのが楽しくて仕方ないのは、

夕飯のおかずと違い、

完全に冷めて、数時間

仕上がり時の味と、異なる、このよい変化が

まだまだ、想像つかないものもあり

幾つになっても、ワクワクする。

 

ただし、時間がテンパルと辛いものと化すから

早起きは必須だな・・・自分のためにね。

 

 

実験弁当

| コメント(0)

三月十八日(木)

―実験弁当ー

昨日、雑誌の撮影で鮭とキャベツのコロッケを作った

撮影後の試食でNカメラマンが

『おっ、新鮮だ、お好み焼きを思い出すコロッケだ』

と、そう言われてからヒラメイタものがあり、

どうしても作りたくなった。

彩は案外シビアに意見をいうので、

こっそり弁当に入れてみた。

好きな感じじゃなかったら、かわいそーなんで、

焼き鮭とブロッコリー

大好きな伊丹のオバの釘煮とおばあちゃんの梅干しをおまけに・・・

さて、なんていうだろ・・・・楽しみ新作

 

jxttkennbenntou.jpg 

【献立】

実験コロッケ

蒸しブロッコリー

梅ぼし&釘煮

 

※おとといもフライなんでかわいそーだな・・とはおもったのだけど、

母親のしたいこと優先で・・・ごめんよ・・・笑。

<<前のページへ12345678

アーカイブ

カウンター

アクセスカウンター千倉書籍真知子の10選