隣の県・・・

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9月26日(日)

 

千葉は東京のお隣さんだけれど、

けっして、東京には、近くない県だ。

 

たまたま、仕事に来た人が、

仕事場にある、いすみ鉄道の写真をみて、

今度、是非、

小湊鉄道に乗ってみてほしい

 

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・・・・そう言って、小湊グッズが懇切丁寧な

説明付きで、時刻表を含めた資料がわんさか、届いた。

 

小湊鉄道は、千葉から数分先の、五井という駅から、

出ている、いわゆる田舎列車だ。

ほとんどが無人駅のその線は、もっともっと線路が伸びるはずだったのに、

戦後、予算がなくなり、中途半端な状態で、

完成の運びとなったらい。

 

 

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私はてっちゃんじゃあないけれど、

ローカル線が大好きだ。

ちょっとの時間空間で、ものすごい旅をした気分になれる

お正月に銚子電鉄に乗ったので

小湊鉄道も同じような感じかしら・・・・と思っていたが

あれはやはり漁港用の電車で

小湊鉄道は、遠距離だということが、乗っていくうちにわかる。

 

 

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同じ千葉でも、銚電は、始発の銚子から終点の外川まで、

歩こうと思えばあるけるけれど、

小湊は、それは難しい。

どんどん、ローカルな土地に入っていく。

 

養老渓谷・・・・という駅には足湯があり、

そこで、昼寝気分。

お隣さんの千葉は仕事場のある西荻窪から、

毎日怒涛のように通勤電車が走る。

五井駅は千葉から10分程度。

たったそれだけで

トンネルもぬけないのに、

がらりと、景色も空気も、空の色も

変わるんだもんな・・

 

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こういう電車にのっていると、

日々、新しいレシピの開発であれやこれやと工夫をするけど、

ふと忘れていた、人々の生活と自分のレシピは

あっているのか、嫌でもかんがえることになる。

こないだ使った、サフランはどこで買えるんだろうか

パン屋さんはどこに行けばいいのだろう。

メモに補足が必要だったんじゃないか・・・

 

ついつい、都会ベースで物をつくる方向に偏りがちな

頭を洗浄・・・

小さな小さな、電車の旅は、だからやめられないんだな

出掛けた時間がおそかったことで

まだまだ消化しきれてない小湊鉄道。

 

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そう言えば、先に足湯に入っていたら、

夫があとからのこのこ・・・

 

戸が閉まって入れなかったらしい

その駅は、めずらしく駅員さんのいる駅で

いま女性が入っているから・・・と言われ、

入れてもらえなかった・・と

足湯だから、服着たまま突っ込むだけなのにね・・

だれも裸はいないのに・・・その気の遣いすぎに

笑ってしまった。

 

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不審者に見られたんじゃいないの?ふふふ。

 

まだまだ、日本にはいいところがいっぱい。

東京から、普通電車で1時間いけばそこは

田園風景が広がる。

 

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稲刈りのあとの、田んぼを焼く風景があちらこちらで見られ、

全体的に白く、ケムケムと靄のかかったような景色

足湯の帰り道はすっかり日が落ち、

うつらうつらと、電車の中で居眠りをしてしまった。

 

千葉からの東京方面行の電車に乗り換えると

タイムマシーンに乗り換えたかのように

度々ドッと日常の風景といつも空気にかわった

せわしない人々の中に自分も紛れている。

この瞬間、さっきの空気は一体何だったんだろう・・・

 

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いつも、こういう瞬間言葉にも、文章にもならない

不思議〜な気持ちになるんだ・・・・

 

 

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