12月28日(月)
ドタバタドタバタ・…年末の私はいつもこの始末
優雅な年末おくってみたいもんだ。
子どもたちが、大きくなり、自分で仕事場によったり、
お弁当さえ作っていけば、自分で食べ
なにかあれば携帯に電話してくる。
しかし、保育園時代は、思い出しても身震いする。
いまは、自分でスケジュールを管理して仕事をするのにかわったが
会社時代は、年始年末あまり関係ないとき時も多かった。
田舎のない私は東京にいることが多いので
元旦に仕事の御用があると、子供を夫や、宴会中のよっぱらいチーム(身うちですが)
預けていかなきゃならなかった。
でも、ある年は夫が入院しているときがあり、
仕方なく子どもの手を引いて出掛けた。普通なら車に乗せて
いくのだけど、前日残酷にも東京に雪がふった。
1日はアイスバーンになっていて、車は怖いのであきらめ、
2人の子の手を引いて駅から歩いた記憶は忘れることは出来ない。
その元旦は急な出社で、想定外だったので、見てくれる人もいないし、
社長と二人でデスクワークなんで、多めにみてもらい、
2人の子の手をひき、歩いた。
仕事では、楽しいお正月の仕事を夏過ぎから繰り返し
実生活はこんなん。
師匠は、大晦日も元旦も生放送だったり、ラジオだったり
聞いたことはないけれど、自分の家族は、放置するわけだから、
数ヶ月前にやったにっこり正月撮影の状態と実生活とは違う年がある。
私は、スタッフとして働いていたが
家族があったから、心のどこかにいつも葛藤があった。
家庭料理の仕事なのに、仕事の中身と実生活と違うこと。
朝から、ゆっくり、家族でお重を囲む元旦なんてない年。
先週のChristmasもそう。
仕事の責任と、私生活。
本来切り離されるべきだが、コンセプトがかぶる時はいつも
いつも葛藤がある。答えなんていつも見つからない。
食の仕事は100%面白いし一生やりたい。
でも、忙しくなると、実生活と矛盾が出てくる。
きっとこの悩みは繰り返すのだと思う。
案外料理関係の仕事につく女性に独身の人や子供のいない人が
多いのも、そのせいなのかと思うときもある。はたまた
子どもが育ってから、本格的に始める人も多い。
いつか、師匠にその悩みを話したいなと思うときがある。
でも今はやめておこう。とどまっている場合じゃない。
しかしながら、文句をいいながらでも、子どもたちだけで
留守番もできるようになるまで、結構な時間は費やしたとおもう。
決して、あっというまではなかった。
あっというまだったねえ・・・と語るには、もっと時間が必要なのだろう。
仕事場に40分かけて姉妹で歩いてきた。
また、夕方出かけていく娘をみて
あー、大きくなったんだー・・・・・
あの頃、保育園が終わってからの年始年末の大変さを思い出した。
いま、この時期だから思う。
スキップしながら仕事場の玄関から出ていく
その嬉しそうな後姿を見て、少々、おセンチになってしまった。
♪台所日記♪
夕飯・・・・・
朝飯・・・・・
- ミートチーズトースト
- 残り物野菜スープ
- ヨーグルト
- りんご
- カフェオレ