誰から泣かしてやろかな!・・・・・ふふふ・・・
じいちゃん医者は笑いながら
注射器にインフルエンザの予防ワクチンを入れつつ
嬉しそうにそう言った。
往生際の悪いミクは針の太さはどのくらいだとか
もう少しその針はどうにか痛くならないものか・・・だの
その針がそんな細いから、痛いんだ・・・だの・・
文句を並べ立てている。で、
先生の前にちっとも座ろうとしない。
考える時間が長ければ、長いほど、怖くなるから
こういうのはあんまり考える時間がないほうがいい。
ほら、早くしなさいよ。
無理やり、肩を捕まえて、くるくる回るドクターの前の
丸椅子に座らせる。
こんどはどこにするのだと、相変わらず毎年繰り返される会話。
ミクは小さい頃でっかい病気にかかって、
今でも定期的に都内の大学病院で検査を受けたりと
多いときには週3回の採血をしていたくらい、注射針には
慣れているはずだ。
でも本人いわく、インフルの予防注射の針は嫌いだ!と私に主張する。
で、先生は本人が納得するまで右手に注射器を持ちつつ
時には流し、時には答えながら待つ。
ようやく、本人は左腕を服部先生の前に差し出した。
おっ、やる気になったか!
とひと安心していると、先生が
お母さん、右手持っててくれる?
ん?
みると右手はいざとなったら
振り払う体制の角度に位置しているのだ。
『たまに針を入れた途端振り払う子がいるんだよねー』
確かに、ミクの右手はいざとなる行動に出られるような感じだ。
ミクの右手を握手状態で、押さえていて
あっというまに季節性インフルの予防接種は終了
そのあと、私もしたがこんなもん好きな人がいるわけない。
しかし、この先生は毎年思うけれど。
チクリの感じがあまりなく、うまい・・・の一言につきる。
『先生、うまい!』
『でしょー?』
ミクが1歳九カ月の時、たいへんな病気もこの先生が、発見してくれた
命の恩人。
後から聞いた話だけれど、
山下さんちの五つ子の1歳からの検診医として、ドキュメンタリーの
テレビに映っていたと噂で聞いたことがあった。
先生は子供たちと同じ目線で話をして、白いドクター服もきていない。
時々かなりふざけたことも言うし、
どんな大変な時も不安を親子にもたせて帰さない。
子供たちと絶対的な信頼関係があるから、
子供たちは調子が悪いと、
❍❍が痛いとか言う前に、
『ママ、きょう服部先生のところに行きたいんだけれど・・・』
それから、自分の症状を言うから
この会話の順番が面白い。
大したことないなー・・・・と私が思っていても
子供は不安が大きくなると、症状が大きくなったりする。
学校から帰宅して、連れていくと、
先生と子どもの会話があり・・・どれどれ・・・と触診があったり。
5年生になってからの、最近の先生のきめ台詞は
『あっ、勉強のしすぎだ。』
遊びすぎはあるけれど、塾も行ってないし、
なんとか宿題をするのが関の山のミクにあり得ない・・・トホホ。
一応、大したことなそうな薬を2日分ほど出してくれたりもするけれど、
帰り道・・・・・・車の中で
『もう、なおったみたい』
で、もらった薬も、1回か2回飲むくらいで
ケロリとしている。
家庭医の鏡だ。
♪台所日記♪
昨夜は比較的、早めにかえれたので、厚切り大根の煮物。ここのとこ、中華づいていたので、この献立みるなり、んー、地味だねーぇ、おかず…と夫。そーかなー。
夕飯・・・・・
- 麦ごはん
- 大根と厚揚げの煮物(大根・人参・厚揚げ・豚肉・辛子)
- シシャモオーブン焼き(小麦粉・こしょう・オリーブ油)
- モロッコインゲンとトマトののオーブン焼き(トマト・生姜・葱・サラダ油・湯)
- 明太子
朝ご飯・・・・・
- 肉まん(豚挽き・葱・生姜)
- 焼きブロッコリ(生協から来るブロッリーはなぜかうまい)
- ヨーグル
- バナナ
- 紅茶
おやつ・・・・・
- 肉まんののこり
さて、今日の仕事はまず料理の4点撮影だ!田楽・八宝菜・キムチとなすの炒め・うなぎの柳川。最近、太るので試食は一口ずつにとどめ、たまたま来た人や、バイトに来てくれた人にたべてもらい、意見なんぞきいている。これ、あんがい、甘みや塩加減の物差しになって、いいみたい。もう少し甘いほうがいいとか、塩は半分がいいかな。など。さてさて・・・はりきっていってみよー!!いくぞぉー!
あっ、きょうはドラフトだ。花巻東の菊池くんはどこにいくのだろー。できたら故郷に近いところが地元の人は嬉しいのだろうーナ。