2010年9月アーカイブ

ハミング♪♪♪ 

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9月29日(木)

 

あら、月末。

 

早いなー

 

昨日仕事場では、年末年始の特集をかんがえなければ

 

月4本の特集のアイディアだしを急がねば・・・・

 

そうそう、年明けたら、毎度毎度のバレンタイン特集

 

新作レシピを考えるのは楽しいが、

それをどう、構成させていくかが問題問題!

 

あっ、来月はハロウィンだ

これも、とりかからねば・・・

 

日本は食べる事へからんだイベントが夏を過ぎると

一気にくる。

 

お正月休みはうれしいけれど、

元旦くらいしか、休んだことない

元旦という名前の日曜日だ。笑。

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なぜか、一緒に起きてくるmy Cat

 

 

 

いまから正月のことを考えていたら、

変な気分になり

2時半に目が覚めてしまった。

 

まだ、起きるには早いから、布団の中で静かにしていた。

 

夏は、日差しをたくさん浴びたのと

暑さに耐えるためか、自然に、毎日眠かった

早起きの私が5時半がいいところになっていった。

 

でも、ここのところ、

疲れる気候でもないから

すっと起きることが、できる。

 

今朝は結局4時に布団から出た。

カーテンをあけると、真っ暗だけれど、

思わず、ニヤリ。

勝ったぞ・・・お日さまより。

 

空気の入れ替えとともに、部屋がヒンヤリ。

じゃが芋6個を洗い、丸ごと1個づつ包んで、

オーブンにぶちこんだ。

200度で焼く・・・・50分。

下のテンパンには、たっぷりの湯を注ぐ。

朝ご飯ではなーい。明日の撮影の仕込み。

 

ガサガサとしていたら、

アヤがお腹すいた―!と起きてきた。

4時半。

 

残念だね、このじゃが芋は仕事用だから、

君たちのではないのだよ・・・

 

ふーん。

 

このすきまで磯辺餅でも焼く?

 

と、じゃが芋の間に餅を突っ込んだ。

湯煎にしてるので上はこんがりやけているが、

餅はやわらか〜に、焼けた。

 

5時には磯辺餅とお茶で、まずは主食だけの朝ごはんを終了

やっぱ、朝は気持ちいいですなー。

早起きは三文の得だなー

 

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この子に早起きの得はないだろー

毎日がロング バケーション 

 

 

 

 

今、6時半だけど、娘さんは歌を口づさみながら、

ご機嫌でオルガンと遊んでいる。

 

 

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9月27日(火)

お彼岸も終わり

 

彼岸中、自分の故郷の習慣で

餅をついて、父が、持ってきた。

のし餅で持ってきてくれたけれど、

まだほにょほにょに柔らかい。

 

二日連日、朝・晩とお餅鍋にして食べた。

1日目は中華鍋

2日めは和鍋

毎朝は、一人用の鍋に、簡単スープ餅入り

 

もう、飽きただろう・・・

と、でっかかめに、餅を四角く包丁で

がっしがっし、と

カットして、冷蔵庫に・・・・

で、普通朝食にしようとしていた三日目の朝、

アヤが起きてきて、

 

えっ、きょうは餅じゃあないの?

 

えっ!?まだ、餅がいいのかい?

 

もう、四角に切ってしまったよ・・・

 

急きょ、オーブンで焼いて、磯辺餅にすることにした。

売っている餅の3倍はあると思われる、お餅は

焼き上がると、身が厚く、ひと口食べると

お米の美味しさを感じる。つける醤油はほんの少しでいい。

この時期のもち米はまだ新米じゃない

でも、新米を買う前に家の餅米を使いきって、

新米を迎えるのには、良い行事だ

 

父の故郷では、夏も盆・彼岸と必ず餅をつき

5種類以上の色とりどりのお餅が

御先祖さんに、鮮やかにお供えされて、

もちろん、私らも、それを頂く。

都会の嫁さんと違いたいへんなのは、

餅の他にも、ふつうに食事をつくらなきゃならないこと

都会人の女性だと、

めんどー、と叫ばれて、おしまいにされるところだなあ・・

 

でも、このめんどーな繰り返しで

なんとか、この食文化が残っているから

なんとも同じ台所人間としては、複雑なところだ。

いくら料理が好きでも、私はこういうのをすんなり受け入れるんだろうかねー・・・

疑問だな、自分が。

 

私には、お彼岸のお餅の品ぞろえは、経験がないけれど、

この時期は、茶豆のお初ものがでるころ

きっと、ずんだは、茶豆なのかな・・・

で、あんこの小豆は旧豆で

新旧交代なのかしら・・・とあれこれ、食卓を想像してしまった。

 

実は、子供のころ、私はお餅がそんな好きじゃなかった

甘い小豆も苦手で、

このお餅の日は、綺麗で観るのは好きだけれど、

余り、楽しみな食事ではなかったのを覚えている。

盆は父か、母の実家で餅

彼岸は、東京の自宅で、母は父が勝手に餅準備を始めるので

あんこ・ずんだ・お雑煮の3種くらいは

いつも用意していた。

 

で、いつも納得いかないのが、

こういう行事食になると父が妙にうるさく、

田舎の風習にのっとり、

食べる順をうるさく指導するのだ。

 

私はあんこもずんだも、

なんか、おやつ感覚なんで、

雑煮だけでいいと思うから

真っ先に、雑煮を要求すると、

 

だめだ、あずきからだ・・・・

こう言って、ぜんざいから渡された。

その次が、ずんだで、

最後は雑煮という順番なのだ。

 

田舎だと、ここに

納豆+おろし、黒ごま、もしくは鶯きなこ

とくるが

たしか

小豆⇒ずんだ⇒ごま⇒納豆おろし⇒雑煮

 

私の大好きな雑煮が一番最後なのだ。

子供のころ、雑煮まで行き着くのに遠い遠い道のりだったのを

覚えている。

 

あれ・・・・ここでふと思い出したが

すり鉢は1回しか出てこないから、

ずんだか、ごまのどちらかだった気もするな

 

結局雑煮にたどり着いた時には

餅は食べられない。おばあちゃんの

 

アッコ、餅、なんぼいれるの?

 

餅なしーっ。

 

なんで?1つは食わんなねぞぉー

 

そういって、激しく太めのばあちゃんは、

強引に椀にでっかいお餅が1個

ときには、1個にもういっこおまけにくっついてきて

箸でもちあげると

ぎょへ〜ぇ、

 

で、だんだん賢くなってきた、小学生も高学年になると

ばあちゃんの目を盗んで、納豆餅の入っている鉢の中に

お雑煮のもちを入れてしまう。。。マゼマゼ・・・笑

私が紛らせた餅はどうなるのか、

なんか、犯罪者みたいに気持ちで、

じっと納豆鉢を見ていると、必ずといって、

ご飯好き叔父が、私の突っ込んだ納豆餅を

がっしと箸で、おかわりをして

口にほうばる・・・・ここで私は安心するのだ。

 

父は都会でもこの餅習慣が抜けられず

食べ方の順を私にも強制しようとしたが、

あまいのいらないーと私が言うたびに

これは、食べ方の順があるんだ・・・と必ず講釈をたれるのだ。

 

中学にもなると、父の講釈は無視で、私は、自分の家では

小豆パス

ずんだ1個

雑煮は餅抜き

雑煮をおかずに白いごはんを食べていた。

 

いまは、餅も好きだし、

あんこもケーキよりずっずっと好きだ。

嫌いだったものの思い出は、なぜかすきなものより

その会話や空気、背景までくっきり覚えているから

不思議だ。

 

そういえば、激しく肥っていたばあちゃんも

今年98歳

デブばばとあだ名をもらっていたが

90歳過ぎてから、背も体重も並になってしまった。

あのころのばあちゃんの餅の食べっぷりは

実に、見事だった・・・・。

 

 

 

隣の県・・・

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9月26日(日)

 

千葉は東京のお隣さんだけれど、

けっして、東京には、近くない県だ。

 

たまたま、仕事に来た人が、

仕事場にある、いすみ鉄道の写真をみて、

今度、是非、

小湊鉄道に乗ってみてほしい

 

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・・・・そう言って、小湊グッズが懇切丁寧な

説明付きで、時刻表を含めた資料がわんさか、届いた。

 

小湊鉄道は、千葉から数分先の、五井という駅から、

出ている、いわゆる田舎列車だ。

ほとんどが無人駅のその線は、もっともっと線路が伸びるはずだったのに、

戦後、予算がなくなり、中途半端な状態で、

完成の運びとなったらい。

 

 

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私はてっちゃんじゃあないけれど、

ローカル線が大好きだ。

ちょっとの時間空間で、ものすごい旅をした気分になれる

お正月に銚子電鉄に乗ったので

小湊鉄道も同じような感じかしら・・・・と思っていたが

あれはやはり漁港用の電車で

小湊鉄道は、遠距離だということが、乗っていくうちにわかる。

 

 

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同じ千葉でも、銚電は、始発の銚子から終点の外川まで、

歩こうと思えばあるけるけれど、

小湊は、それは難しい。

どんどん、ローカルな土地に入っていく。

 

養老渓谷・・・・という駅には足湯があり、

そこで、昼寝気分。

お隣さんの千葉は仕事場のある西荻窪から、

毎日怒涛のように通勤電車が走る。

五井駅は千葉から10分程度。

たったそれだけで

トンネルもぬけないのに、

がらりと、景色も空気も、空の色も

変わるんだもんな・・

 

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こういう電車にのっていると、

日々、新しいレシピの開発であれやこれやと工夫をするけど、

ふと忘れていた、人々の生活と自分のレシピは

あっているのか、嫌でもかんがえることになる。

こないだ使った、サフランはどこで買えるんだろうか

パン屋さんはどこに行けばいいのだろう。

メモに補足が必要だったんじゃないか・・・

 

ついつい、都会ベースで物をつくる方向に偏りがちな

頭を洗浄・・・

小さな小さな、電車の旅は、だからやめられないんだな

出掛けた時間がおそかったことで

まだまだ消化しきれてない小湊鉄道。

 

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そう言えば、先に足湯に入っていたら、

夫があとからのこのこ・・・

 

戸が閉まって入れなかったらしい

その駅は、めずらしく駅員さんのいる駅で

いま女性が入っているから・・・と言われ、

入れてもらえなかった・・と

足湯だから、服着たまま突っ込むだけなのにね・・

だれも裸はいないのに・・・その気の遣いすぎに

笑ってしまった。

 

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不審者に見られたんじゃいないの?ふふふ。

 

まだまだ、日本にはいいところがいっぱい。

東京から、普通電車で1時間いけばそこは

田園風景が広がる。

 

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稲刈りのあとの、田んぼを焼く風景があちらこちらで見られ、

全体的に白く、ケムケムと靄のかかったような景色

足湯の帰り道はすっかり日が落ち、

うつらうつらと、電車の中で居眠りをしてしまった。

 

千葉からの東京方面行の電車に乗り換えると

タイムマシーンに乗り換えたかのように

度々ドッと日常の風景といつも空気にかわった

せわしない人々の中に自分も紛れている。

この瞬間、さっきの空気は一体何だったんだろう・・・

 

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いつも、こういう瞬間言葉にも、文章にもならない

不思議〜な気持ちになるんだ・・・・

 

 

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