2009年3月アーカイブ

京都

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さのわ.jpg

14日に妹と京都に行ってきた。大阪での仕事もあったので少し早くに出かけ2泊した。とても暖かな天気でもう観光客が多かった。冬の間に特別拝観できる寺院があり、これが目当て。いつも友人のkさんの東山別荘を借りる。知恩院の近くで大変足場が良い。18日まで「花灯篭」と言って青蓮院から清水寺まで夜は灯篭で美しい。「狐の嫁入り」などのイベントもある。

いつも東山別荘の鍵をkさんの母上に借りるので、仁和寺前の「さのわ」と言う日本茶の喫茶店に寄る。ここのお茶は勿論だが、お菓子研究家の津田さんの作る、毎日限定のロールケーキは絶品。それに焼き菓子もほんとに美味しく、私の友人たちはこのお土産を待ち構えている。

まずは仁和寺の金堂の中を拝観した。ここは仏像が3体あったが暗くてよく拝見できない。経堂の中は実に立派なお経を一つずつ入れる8角柱(だと思った)の薬引き出しの巨大の入れ物があり、お経を一つずつ納めた引き出し付き。何でも700以上の引き出しだという。これがくるくる回るのだが、今は人がこの周りを回る。妙心寺の三門の中も立派な竜の絵が書かれていた。

いつもゆったりした気分で滞在できるが、今回は黄砂がひどく空がかすんでみえた。マスクをしないと花粉と黄砂のダブルパンチで気分が最低であった。やはり地球環境が毎年悪くなり、美しい京都まで被害にあうのかと思うと悲しい。

イタリア.jpg

私の知人の長本和子さん(イタリア料理の研究家でリストランテ・カシーナカナミッラのオーナー)イタリア食文化の会を毎月催している。私たちが余り耳慣れない地方の講義が多く大変興味深い。講義の後はその地方の料理を頂く。どれも初めてのものが多くほんとに美味しい。

先日はリグーリア州であった。(ジェノバの周辺)この地方は海岸即山で余り富裕な土地ではない。少ない食材を実に上手に生かして美味しい料理に仕上げている。エジプト豆や白いんげん豆を粉にして使ったり、オリーブは収穫できる最北端だそうな。ワインは大変くせが無くさっぱりとして白も赤も実に美味しかった。特に赤は渋みがまったく無くて色もロゼに近く飲みやすかった

写真はトルタ・パスクアリーナといってちょっとほうれん草のキッシュのようでした。こってりと大変食べ応えのある料理です。

 

羊の丸焼き

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羊の丸焼き.jpg

3月7日に50カラット会議の会食が日比谷アスターで開かれた。50カラット会議とは「50台の女性がいかに前向きに生きるかみんなで考えようか」と言うことから集まった人たちですが、もう10年になり、60台になってしまいました。10年のお祝いに会食をしたのです。「食の交流ーシルクロードから日本へ」というテーマで最初に講演がありそれから会食。そこで期待の「羊の丸焼き」が運ばれました。頭などは取ってありましたのでそれほどのショックはありませんでした。

少しジューシーさが足りませんでしたが、臭みも無くまーまーのお味でした。皮のところはパリパリとおせんべいのようで美味しかったですね。

講師の木村先生のお話は大変興味深く時間が短いのが残念でした。その中に白菜は大正時代に初めて日本に来たと言う話に参加者みんなビックリ。もっと古くからあったものと思っていたからです。

こんなお話が少し聞けて大変楽しい会でした。