妹は歌手。今回私が頼んで老人ホームでボランティアをすることになった。その中で私も一緒に何か出来ないかと考えた。神楽坂女声合唱団でハンドベルをしているので、それでは孫も習っているから一緒に演奏したら楽しいかと思い、先生にお願いしてみた。
先生は「他の楽器や歌は孫と一緒にと言うのはあっても、ハンドベルでは初めてだから、ほのぼのとして良いでしょうね」と言ってくださった。
練習の期間が余り無く、一緒に練習しないとなかなか音も息も合わない。しかし何とか格好がつき、1曲だけ２人で演奏できた。曲は「小さな世界」テンポが速いので最初は苦労したが孫に助けられながら何とか出来上がった。
とても好評だったので今は気を良くしている。
彼女は一人で２７本のベルを振る。レッスンから３ヶ月だが今のところは３曲ほどマスターし楽しく練習している。
妹からは１２月の自分のコンサートの時にも又演奏してほしいと頼まれた。今回はボランティア。次回はそうは行かないので、これから又練習に励まなければと思っている。
よく「孫は自分の子どもと違って責任が無いから無性に可愛い」と言う言葉を聞く。私はこの言葉に少し反対。
孫を預かる機会が多いが、やはり預かった以上責任がある。悪いこと、良いこときちんと教えていかないといけないと思う。自分の子どもを育てる時は無我夢中で育てた。結果もっとこうしたら良かったとか、こうしたから良かったのだ。と言うことの反省が良く分かる。
だから一歩引いて第三者的に人として孫を見ていける。
大きく言えば、この子らが将来の日本を担ってゆく事になるのである。
だからただ「可愛い・可愛い」だけではいけないと思う。
もっと責任を持って両親と一緒になって育てゆかなくてはならない気がする。
我が家で預かった時のだいたいの時間割を作っている。
８時半頃に起床
１０時頃から夫が勉強をさせている。だいたい２時間
１時間くらい近くの公園で遊んでいる。
１時半ごろ昼食・料理の簡単なお手伝いなどをさせている。喜んでする。(私が仕事の時はお弁当を作っておく。子どもにはとっても嬉しいらしく、残したことは無い）
今年の夏のように暑くなければ、又外で遊ばせている。どんなに泥んこになっても多少危なっかしいと思っても黙ってみている。
今年は２人してトランプやゲームをしている。
おやつを食べると、本を読んだり、ピアノのお稽古やハンドベルの練習など。昼寝などしている時もある。
夕方お使いに連れて行く。
帰ると夫と散歩に出かける。４キロくらい歩く。６年生の女の子は２歳くらいから良く歩いていた。抱っこしてとは一切言わなかった。。
７時半頃に夕食。この時もお手伝い。食べ終わったら自分の食器はきちんと洗い場に運ぶ。
油物、そうでないもは分けるようにさせている。
この後はテレビ。
お風呂に入って寝る用意。１０時半にはベットに。
ざっとこんな感じを繰り返している。
靴は脱ぎっぱなしにしない。出した物は元に戻す。ありがとう。ごめんなさい。おはよう。おやすみなさい。返事ははっきりと。・・・・・・
こんな風にしていると結構忙しく、責任もあると思っている。
夫は私が居ない時自分の子どもより一生懸命に見ていると思う。
私も仕事の関係で、今日はスタジオには人が来ないと思えば一緒に連れてきて、普段出来ない床の雑巾がけをさせたりしている。結構2人で一生懸命にしている。
その後は少しお駄賃を渡し駄菓子屋にいっている。楽しみの一つ。
冬瓜は冬の瓜と書きますが、旬は夏。水分が多く体を冷やしてくれます。原産地はインドと言われています。栄養価は低いのですが利尿作用があるので、特に腎機能の弱っている人にはむいています。
味は淡白ですからどんな味付けにもあうと思います。
皮は固いので少し厚めにむいてください。冬瓜も種には薬効があります。干して食べるようですが、「冬瓜子」といって便秘の解消、咳、利尿等に特に良いようです。
では料理に入ります。
まず小さめの冬瓜を半分、皮は厚くむき、種を取ります。切り方は食べやすければどんな風でもかまいません。
だいたい４人分くらいです。１回目はアツアツを２回目は冷蔵庫で冷たくした物にしますから、４人分くらい作るのです。
切った冬瓜を鍋に入れ、たっぷりかぶるくらいの水をいれ、固形ブイヨンを１個入れてクツクツと柔らかくなるまで煮ます。昆布があったら１０�僂�らい入れます。
だいたい１５分煮ると柔らかくなります。そこにカニカマを適量入れて又３〜４分煮て、みそをときいれます。これで出来上がり。
冬瓜がカニカマの味と、スープ、みその味を吸ってとっても美味しいです。
暑気払いにとてもいい味噌汁です。
今年の夏はとにかく暑い。この日照りで野菜も高騰している。太陽の恵みが一番かと思ったら強すぎてもいい野菜は取れないとのこと。
今回は長野県産のズッキーニを使った。1本100円でなかなか立派。ちょと見るときゅうりの仲間のようですが、かぼちゃの仲間。味はとても淡白ですからどんな味付けにもあいます。
花やつぼみも食べられます。
特にカロテンやビタミンCが多いので美肌効果に期待できます。その上低カロリー。油との相性は抜群です。
さて料理に入ります。夏にもとっても良いビタミンBの多い豚肉とあわせます。（だいたい４人分）位です。
ズッキーニ２本は１ｃｍ厚さの半月切り。しめじはほぐしておきます。豚肉は薄切り１５０ｇ〜２００ｇ。肩ロースでもバラでもOK。食べよく切ります。
まずフライパンにオリーブオイルとにんにく２かけ、つぶした物を入れて火にかけ、良い香りがしたら豚肉を入れて、塩、こしょうを強めにします。肉の色がすっかり変わったらズッキーニ、しめじを入れてさっと炒めます。バジル、オレガノ(あればで良いです）を振り入れて水１カップを注ぎます。
固形ブイヨン１個とトマトペースト２袋を入れて後はグツグツと煮るだけ。
だいたい１０分位で出来ます。火加減は中火が良いですね。ほとんど汁気はなくなりますが、味はしっかりついています。
我が家では塩分控えめですから、最初の塩は少なくします。
しめじでなくても椎茸でも良いですよ。
私はしめじのほぐしたパックを良く買います。手間いらずで、安いのです。
トマトペーストも味がついていないで、トマトを濃縮していますからとても便利。カゴメから箱に入って売られています。
この所夫の食事療法もあって蛋白質を減らしていた。しかし夏休みで孫が来ている。
成長盛りの子どもには蛋白質は必要。
そこで牛肉の切り落としを買ってレタスと炒めた。
まずはサラダ油を入れてつぶしたにんにくを香りの出るくらいまで炒める。そこに牛肉を入れて塩・こしょうをしてしっかり焦げ目の付くまで炒める。
この時余り混ぜていると肉がぼろぼろになるので時々混ぜる。
レタスは洗って手で大きくちぎりどんどん入れてゆく。１個分全部使う。
２本のへらで露天の焼きそば屋のように炒める。
最後に醤油をチョロっと注いで醤油のいい香りがしたら出来上がり。
簡単ですぐ出来るし、レタスもいっぱい食べられる。孫の好物。
この日はラタトイユ・あさりのみそ汁(これも孫の好物）・頂き物のキムチで楽しく頂いた。
孫はとてもひょうきんな所があって時々私たちはお腹が痛くなるほど笑う。
6年生と言うのにとても子どもっぽい所を持っている。この日も風呂上りに私のしていたパックを取りあげて自分の顔に貼り付けた。「おばけだぞーーーー」と言って何ともこっけいいな？？？？
せっかくのおいしいご飯の後にこんな顔の写真でごめんなさい。
