2009年4月アーカイブ

噛むということ

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先日孫の歯のことで主治医の先生に見ていただいた。「半年ごとに来てくださいね」と言われていたのに2年も立ってしまった。先生は大変心配していた様子。というのは孫は今の子供に多く見られるあごの小さい子供であったから。永久歯になった時に、きっと歯並びが悪くなると心配してくださっていたのだ。しかし孫は結構立派にあごが発達し、歯は綺麗にアーチ型になっていて、まだ永久歯が大きくなっても少し余裕があると言うことで、先生も一安心。まずは小さな虫歯の治療をし次回に歯のクリーニングとフッ素の添付とおっしゃった。

先生はどうしてあんなにしっかりしたのでしょう?と不思議になっておられた。我が家ではなるべくきちんと噛めるものを前提に食事を作っている。たとえばパンは耳や外側の固いところ、野菜はなるべくスティック状にして噛む。きちんと大きく口を開けて(子どもの時は)食べ物を入れ、よく噛む。お話は口をしっかり動かして話す。口の中でもごもご話さない。この訓練は大人になっても、人と話をしたり、歌を歌ったりする時に非常に役に立つ。

要は毎日の食事をきちんと噛んで食べていれば、それほどの心配はないのではないかと思う。よく食育の講演を頼まれるが、食べるときの姿勢や、テーブルマナーが出来ることが一番。好き嫌いや栄養ばかりでは、正しい食事とは言えない。

そんな話を主治医の先生と話してしまった。我が家の自慢話ではない。孫が2人いるがもう一人の孫はハテどうなっているか?近くに居ないので来た時によく観察してみよう。

賞味会

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賞味会とは高齢者の男性の料理教室。もう20年も続けている。こんなに長く続くとは思ってもみなかった。ある日突然スタジオに2人の男性が尋ねてきた。カツ代が丁度居たので話を聞いた。「今はある先生に習っているがもう少し上達したい。それで先日テレビに出ていた先生を拝見し、この人がいいと決めた。幸いお住まいも同じ地区なので是非宜しく」ともう一方的に決めている。カツ代は「私がいつも行くわけにはいかないので、スタッフを交代で行かせましょう」と返答してしまった。あれから20年。海竜社から「男の老い支度めし支度」という本も出版された。私はここで高齢者だから和風料理が好きとは限らないことを教えられた。バターや牛乳、生クリームなどを使った洋風の料理も大変人気がある。イタリアンも大好き。知り合いのイタリアンのシェフに講義をお願いするがとても喜ばれる。そういえば家庭の食卓の中で子供用、年寄り用と2通りもの食事を作っている民族は、世界の中で日本だけかもしれない。日本人は食に年代の趣向を押し付け過ぎているのかもしれない。もっと作り手の事も考え受け入れる広い心を持ってほしい物だ。明日は月に一度の賞味会イタリアンのシェフの講義の日である。サー何を教えてくれるでしょう。?

ミュージックベル

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12月16日の「神楽坂女声合唱団」のディナーショーに向けて、又今年もベルの練習が始まった。今年の2曲の内の1曲は童謡のメロディー。みんな知っている曲だがなかなか難曲。昨日も集まって練習をしたがなんともベルを持ち帰るのにオロオロするばかり。ゆったりした曲はまだしもテンポが速いと頭と手がついて行かない。サー後半年で仕上がるのか心配。

昨年もそう言えば心配だった。でも本番は結構うまくいった。なんとかなるか?

ミュージックベルトは普通のハンドベルよりかなり小型。一人で何本もいやプロは何十本も一人で振る。音色はほんとに涼やかで美しい。振る人はかなりハードな運動量是非一度この演奏を聴いていただきたい。今ほんのわずかですが、味の素のコマーシャルに使われていますよ。

しっかり聴きたい人は、12月16日のロイヤルパークホテルのコンサートにどうぞ。勿論合唱も披露いたします。